私は2歳の娘にYouTubeを見せていました。
そんな小さい子にそんなもの見せるなんて!と批判の声が飛んできそうですが、少しいいわけをさせてください。
きっかけは、二人目が産まれた時でした。
夫は仕事でほとんど家におらず、一人で年子の子どもを育児するのに限界を感じていました。
特に大変だったのが寝かしつけです。
二人同時に寝かしつけは無理でした。下の子は静かにしておけば勝手に寝てくれたんですが、娘がなかなか眠らず、歌ったり何かしゃべったりと騒がしかったので、そのせいで下の子は全く寝つけず…。私のイライラも募っていきました。
静かにさせるためにYouTubeを見せる
そこで最初に下の子を寝かしつけ、後から娘を寝かしつけるようにしました。
今は家族4人でリビングのすぐ隣にある和室で寝ています。下の子を寝かしつけする時は、娘を一人でリビングで待たせてしまう事になるので、大人しく待っていてもらうためにYouTubeを見せるようになりました。
下の子を寝かしつける時間がだいたい19時半から20時半。娘はその間、大人しく待ってくれるようになりました。
それを良いことに私は、下の子の寝かしつけが終わった後も家事をしたり、スマホを見たりと自分の時間を過ごしていました。
いつの間にかYouTube中毒に
娘にYouTubeを見せるようになり、寝る時間が22時と遅くなっていきました。
さすがに22時過ぎまで2歳の子どもを起こしておくのはダメだと思い、寝かせようとするも「いや、寝ない。まだ見る。」と拒否。
最終的にはiPadを取り上げて無理やり寝かしつけていました。
娘はYouTubeの事をアンパンマンと言います。
YouTubeが見たくなったら昼間でも「アンパンマン、アンパンマン」と言うようになりました。
娘はひどい癇癪持ちで思い通りにいかないと、頭を床に叩き付け全身でいやいやを表現します。それがうるさくて、下の子も泣いてしまうし私もイライラして、それを抑えるためにもYouTubeを見せてしまっていました。
iPadを渡すと静かになるので、なかなかやめる事ができませんでした。
YouTubeをやめさせるためにやったこと
気づけば一日中、YouTubeを見ている娘。視力も心配だし、これじゃいかんと思い、やめさせることにしました。
娘も3歳近くなり、癇癪も落ち着いてきて意思の疎通ができるようになったので、思い切って二人同時に寝かしつけるようにしました。
和室に布団をひき「寝るよ~」と言うと、下の子は走ってきます。娘は「アンパンマン」とiPadを要求。
「アンパンマンもうないからね、寝るよ。」と言うと「アンパンマン!」強いです、娘。
「アンパンマンもうないの、じゃあ一人でそこにいなさい。」と言ってリビングを真っ暗にして和室の扉を閉める私。
泣きながら和室に来る娘。
半ば強制的にYouTubeを見せるのをやめました。
これを毎日続け、最初はグズグズ言ってましたが、最終的に娘はアンパンマン(YouTube)と言わなくなりました。
寝かしつけも二人が喧嘩をしたりと、最初はうまくいきませんでしたが、毎日続けることで覚えてきたのか眠るようになりました。
まとめ
2歳なのにかなりのYouTube中毒だったので、やめさせるのに時間がかかると思いましたが、1週間ほどで落ち着きました。YouTubeを見せる事が習慣化されていたので、そうじゃない生活をまた習慣化させれば上手くいくと思います。
YouTube中毒にさせてしまったのは私のせいです…反省です。
全く見せないわけではなく、見る時は一緒に見て時間を決めるようにしました。これからの時代、切っても切れないスマホ。使い方を親子で決めて上手に付き合っていきたいですね。